言葉は武器である 8
問題解決には、真っ先に手を打つべき相手がだれなのかをみきわめることです。
銀行のボスなのか、相手の社長なのか、業界の長老なのか。
次にそのために必要な武器は現金なのか、人間としての誠意なのか。
そして、それをやらせるのは自分なのか、部下なのか、会長なのか、担当者でも充分なのか等々の判断であり、ランクづけの力が必要なのです。
このネックのランクづけとそれをだれにやらせるかの判断こそ、上に立つ人間、リーダーのくだすべき判断です。
社長が行くべき相手のところに部長を行かせ、部長の行くべき相手に社長がとんで行くようでは、ランクづけは正しくても、結果として、問題解決に失敗してしまうのです。
この力としての判断力がトップや上級幹部にないと、毎日が会議の連続になり、その内実は会議という名の井戸端集会になってしまいます。
ランクがつけられないままの会議は、時間の無駄です。
問題提起なのか、問題処理なのか、社内調整なのか、決断のための会議なのか、判断のための会議なのか、では求められているものも結果も当然ちがってきます。
解決のための手段や方法について、できるだけ多くの人の意見を聞くのは大切なこと。
しかし、部下に判断を不用意に求めると部分から部分、部分から全体の判断に振りまわされて、よい結果など得られるはずもないでしょう。
このことも忘れてはなりません。
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